“ ぶらり自然観察人 ”  沖縄旅行の3日目 ( パート2 )  [ ナゴパイナップルパークの蝶・琉球城蝶々園の蝶 ]

金武湾に面した[ 海の家あやはし館 ]での昼食後、嬉しいことに太陽が出てきました。最初の見学地[ ナゴパイナップルパーク ]へ訪れましたが、どちらかと云うと、パイナップル製品の土産物売り場が主で、私の興味を引くものは特にありませんでした。ただ、パイナップルなど多種のワインの試飲ができて、少々酔いがまわって良い気持ちにはなりましたがね。さすが観光の島、何処に行っても、ただでは出難い設計になっているので、妙なところで感心しています。

[ パイナップルの実 ]



[ ナゴパイナップルパークの蝶 ]
今回の沖縄旅行の一番の目的は、沖縄にしか居ない蝶を見たかったのです。正確に云うと、蝶は[ ナゴパイナップルパーク ]を早く出てしまったので、観光バスの出発時間に余裕があり、周辺を散策していて出会ったのです。やっと天気が良くなり活動を始めたのでしょう、半ば諦めかけていたので、飛び上がるような気持ちでした。冬の季節、種類が少ないのは我慢しなければならないでしょうね。

ウスキシロチョウ
この蝶に出会えたのは嬉しい誤算でした。その時は何と云う蝶か分からなかったのですが‥‥。 「 モンキチョウ 」 によく似ていますが、一回り大きいですね。 「 アワユキセンダングサ 」 の蜜を吸いに来ていました。
※メス


参考写真:モンキチョウ



カバマダラ
実際に見ると、本当に美しいと思いますねぇ。北アメリカの「オオカバマダラ」のように “ 渡り ” はしませんけどね。幼虫のときは毒草を食べ、身を守るために体内に毒を蓄えます。この蝶も 「 アワユキセンダングサ 」 の蜜を吸いに来ていました。
※オス




参考写真:ヒメアカタテハ
カバマダラ」によく似た蝶です。



琉球城蝶々園の蝶 ]
ここは、沖縄に来る前から期待していた場所です。ただ、2種類の蝶しか見られなかったのは心残りですが、これも、冬だから仕方がないでしょう。温室内で見られるのは当然でしょうが、屋外の自然の中でも出会えましたので、満足!、満足!。ここでは他にも見たい所が数箇所あったのですが、蝶を追い掛け回していてオーバータイム、バスの出発時間に間に合わず、大慌て、残念!。チャンスがあれば春から夏にかけて、もう一度訪れよう!‥‥?。
オオゴマダラ
国内では最も大きい蝶の一つで、開帳幅 ( 翅を広げた寸法 ) は12cmもあります。飛んでいる様子は悠々として、女王様の風格がありますね。
屋外で撮影しました。


温室内で撮影しました。


※オス?


※メス?


参考写真:ゴマダラチョウ
オオゴマダラ」より二周りほど小さいです。



オオゴマダラリュウキュウアサギマダラ



リュウキュウアサギマダラ
わが国唯一の “ 渡り ” をする 「 アサギマダラ 」 の仲間ですが、一回り小さく “ 渡り ” はしません。ですから、見たかったら沖縄に来るしかありませんねぇ。それにしても、雄・雌ともに出会えてよかったなぁ!。
※オス



※メス


参考写真:アサギマダラ