“ ぶらり自然観察人 ”  沖縄旅行の3日目 ( パート3 )  [ 海洋博公園・備瀬崎海岸 ]

沖縄特有の美しい蝶を観賞し、幸い天候も今日1日は何とか持ちそうです。次に何が待っているかなぁ、と、期待しながら次の目的地 “ 本部半島 ” へ。せっかくの訪れたこの半島、若かりし頃に勉強した “ 今帰仁 ( なきじん ) 城跡 ” も見たかったのですが、観光コースに組み込まれていなくて、残念!。



[ 海洋博公園 ]
沖縄の風土を生かした公園かと、期待に胸を膨らませていたのですがね、私としては “ 水族館 ” 以外はガッカリです。何で、莫大な予算をかけて豊かな沖縄固有の自然を壊し、何処にでもあるような、こんなもの ( と、云わせてもらいます ) を造ったのか?、沖縄風を表面的に真似ても、沖縄の文化では無いと思いますけどね。

沖縄 美ら海 ( ちゅらうみ ) 水族館
[ 海洋博公園 ]の中の、珊瑚礁の魚を集めた水族館。沖縄を多くの人が理解するためには、この水族館が一番沖縄らしくて良いと思いましたけどね‥‥。 “ お魚くん ” のことは殆ど分かりません。 “ ぶらり自然観察人 ” としては、勉強をしなければならないと思いますが、ここまで来ると、脳細胞がついていけませんねぇ。















オオタニワタリ
[ 海洋博公園 ]の中で、僅かに残してある自然でしょうね。沖縄独特の大きな “ 羊歯 ” の仲間です。


イソヒヨドリ
沖縄には鳥が少ないようです。昨日も “ 琉球村 ” でこの鳥を見ましたが、この季節の沖縄では一番多く見られるようです。羽の色が綺麗ですね。


クロマダラソテツシジミ
私にとっては、[ 海洋博公園 ]の中で撮影した一番貴重な写真でしょう。上に記したとおり、僅かしか無い自然林の林縁で、小さな蝶が飛んでいました。「ははぁ、いつも見ているシジミ蝶だなぁ」、で、終わりそうでしたが、「ここは沖縄だぞぉ、ひょつとしたら違う種かも?」、と、云う意見が頭を擡げたので写真撮影をしました。家に帰ってから手持ちの図鑑を数冊を調べましたが、以外にも載っていません。あちら、こちら、と、引っ掻き回して、「クロマダラソテツシジミ」だと判明しました。沖縄でも個体数が少ないようで、なかなか見られないとのことでした。



[ 備瀬崎海岸 ]

“ フクギ ” 並木の門松
“ フクギ ” とは漢字で “ 福木 ” と書きます。台風の多い沖縄の海岸の民家では、風雨を凌ぐために、この木を宅地の周りの垣根にしました。その並木の民家の入り口に、正月らしく門松が設けられていました。


伊江島 ” 遠望
フクギ並木を通り抜けると、暖かな潮風が心地よい海辺にでました。遠くに “ 伊江島 ” が霞んで見えました。



[ 宿泊する恩納 ( おんな ) 村のホテル “ 夜の音楽ライブ ” ]
今晩、宿泊するホテルのイベント会場で、沖縄の郷土民謡を聞かせてもらいました。このグループの名は聞き漏らしましたが、売り出し中とのこと‥。ひょっとしたらテレビなどでお目にかかるかも知れませんね。