2012-01-01から1年間の記事一覧

“ ぶらり自然観察人 ”  北総の里山  初冬から厳冬へ!

平成24年も後1日で終わります。社会的には混乱の多い年でしたが、我が家でも色々とありました。年齢を重ねても、穏やかに生きるための特効薬は、なかなか、見つかりそうもありません。 若い頃には、生命について深く考える事もなく生きてきましたが、今は…

“ ぶらり自然観察人 ”  北総の里山  晩秋から初冬へ! (パート2)

「 メリー・クリスマス! 」 今朝に車のエンジンをかけたら、優しい女性の声で呼びかけられた。今の車はサービスが良い。 私の子供の頃には “ クリスマス ” の行事は無かったと記憶しているが、高度経済成長に伴い段々と盛んになり、今では日本の文化のよう…

“ ぶらり自然観察人 ”  北総の里山  晩秋から初冬へ!

師走を迎え、日本海側や北海道では、この時期としては例年にない大雪が続き、被害が出ているようです。 それに加え、12月7日に大きな地震が発生しました。長く強い揺れに成すすべも無く、部屋の片隅に避難して治まるのを待つしかありませんでしたが‥‥。 “…

“ ぶらり自然観察人 ”  南房総へ!

写真同好会の定例撮影会に参加しました。今回はマイクロバスを利用して、房総半島の南、君津市の山中にある “ 亀山湖 ” の紅葉(黄葉)と、御宿町の “ コウテイダリア ” が美しいと云う事で実施されたのです。 早朝の出発時は曇り空でしたが、途中で雨降りに…

“ ぶらり自然観察人 ”  北総の里山  秋から冬へ! ( パート2 )

《 里山風景 》国指定史跡 “ 本佐倉城跡 ” の彩り 現在も発掘調査が続く “ 本佐倉城跡 ” 《 野生植物 》「 タムラソウ(田村草)の花 」 山地の日当たりの良い場所に生える多年草です。花は「アザミ」にそっくりですが、葉に棘がありません。この辺りには多…

“ ぶらり自然観察人 ”  北総の里山  秋から冬へ!

此のところ連日、地域の樹木刈り込みボランティアに駆り出され、結構忙しい日々を送っておりました。若い頃から、見よう見まねで習い覚えた樹木の剪定技術と、この数年来つづけてきた自然生態観察が、多少なりともお役に立つことがあればと考えて参加してい…

“ ぶらり自然観察人 ”  北総の里山  中秋から晩秋へ! ( パート4 )

《 町民文化祭 》 〈 中央公民館の写真展示場 〉 〈 私の出展写真 2枚 〉 題名: 「 雨あがり 」 題名: 「 みそぎの汀 」 《 里山風景 》〈 昆虫たちのドラマ 〉「 ホタルガ vs オオカマキリ 」 里山の散策中、 「 ホタルガ 」 が飛んで来て 「 ノササゲ…

“ ぶらり自然観察人 ”  北総の里山  中秋から晩秋へ! ( パート3 )

この辺りの里山も、ちらほらと色づき始め、落ち葉が舞う季節になりました。生き物たちは冬支度に入り、段々と数が少なくなり、里山散策も寂しくなってきました。これからは冬の渡り鳥の季節ですが、昨年の “ 東日本大震災 ” の後、めっきり少なくなった野鳥…

“ ぶらり自然観察人 ”  北総の里山  キノコ ( 茸 ) は難しい ?!?!?

日本の 「 キノコ(茸) 」 が何種類あるか、調べたことがないので分かりませんが、この辺りの里山でも種類が多そうです。 船橋市に在住中の昨年の晩秋頃に、 “ 茸の宝庫 ” と云われている “ 船橋県民の森 ” を散策していた時、偶然、この森の “ 自然観察会 …

“ ぶらり自然観察人 ”  北総の里山  中秋から晩秋へ! ( パート2 )

このところ、地域ボランティアの雑用続きで、ブログ作成が滞りがちです。自然観察の写真も、中には、花が終わってしまったものもありそうです。 《 里山風景 》 「 落花生の積置き と 豆果 」 「 刈田 と 放置された稲 」 《 野生植物 》〈 草 〉「 ヨメナ(…

“ ぶらり自然観察人 ”  北総の里山  中秋から晩秋へ!

《 野生植物 》〈 草(タデ属) 〉 秋の草花の中で、地味ながら多くの花を咲かせ、里山を彩っている 「 タデ(蓼) 」 。この仲間は、私が知っている範囲では、9種ほどあるようです。この辺りで見られる種類を、出来るだけ(8種)集めてみました。残りは …

“ ぶらり自然観察人 ”  国営 [ 昭和記念公園 ] へ!

10月7日(日)、東京の立川市にある、国営[ 昭和記念公園 ] へ行って来ました。入会した写真同好会の恒例行事、撮影会兼親睦会に初めて参加したのです。 昨夜からの雨は、朝になっても降り止まず、好天になることを期待しながら、早朝に出発しました。…

“ ぶらり自然観察人 ”  北総の里山  初秋から中秋へ! ( パート3 )

《 爬虫類 》「 アオダイショウ 」 出会った時は、ギョギョっとさせられました。日本産の蛇では最大で、2mにもなると云われていますが、そこまで大きいものは、なか、なか、見られないようです。この個体は目測で1.5mほどで、まあ、大きい方でしょうね…

“ ぶらり自然観察人 ”  北総の里山  初秋から中秋へ! ( パート2 )

9月下旬に入り、異状とも云える長かった猛暑は、漸く治まってきました。この辺りでは、台風の被害に遭わないまま、稲の収穫も全て終わり、農家では昨年の1.5倍の収穫があったと聞きました。気候が幸いしたのかも知れませんが、全国的には如何だったので…

“ ぶらり自然観察人 ”  上総十二社祭り 〓 上総裸まつり! ( パート2 )

昨日の記事、玉前神社での祭礼に続き、九十九里浜の釣ヶ崎海岸祭典場と、海辺の光景を掲載しました。 釣ヶ崎海岸の渚を行く “ 神輿 ” 。前方に見える辺り一帯が、玉前神社の祭神 「 玉依姫 」 が上陸したと伝えられている “ 太東崎 ” らしい。海では若者達が…

“ ぶらり自然観察人 ”  上総十二社祭り 〓 上総裸まつり! ( パート1 )

9月13日、3年ぶりに一宮町の “ 上総十二社祭り(通称 上総裸まつり) ” に行って来ました。古い伝統のある祭りは、見ているだけで、奥が深く、物語性に富んでいることが感じられます。 3年前、度肝を抜かれた事は、玉前神社(たまさきじんじゃ)を出発…

“ ぶらり自然観察人 ”  北総の里山  初秋から中秋へ!

“ 印旛沼 ” の水は利根川に流れ出ます。今では “ 北印旛沼 ” と “ 西印旛沼 ” に分かれていますが、昔は一つの大きな沼でした。戦国時代の武将、千葉氏の居城 “ 本佐倉城 ” の古図によると、沼はもっと大きく、城の直ぐ近くまで迫っており、防御のために自然…

“ ぶらり自然観察人 ”  北総の里山  夏から秋へ! ( パート5 )

この季節、彼方此方で稲の収穫の真っ最中です。機械化により、広い田圃もみるみるうちに刈り取られ、玄米になっていきます。昔に比べ、あまりにも効率が良くて、何か物足りなさを感じさせられるのは、如何してでしょうか?。 私の子供の頃は全て手作業の時代…

“ ぶらり自然観察人 ”  北総の里山  夏から秋へ! ( パート4 )

《 樹木・草 》〈 野生植物 〉「 シラカシ(白樫) 」 の若実 東北地方南部以西の山地に生える常緑高木です。材が白いので、この名がつきました。 「 コナラ属 」 の仲間ですが、秋に落葉はしません。今の時期の堅果(ドングリ)は、殆どが殻斗に包まれてい…

“ ぶらり自然観察人 ”  北総の里山  夏から秋へ! ( パート3 )

今日から9月、猛暑は収まらず、東北地方では 「 リンゴ 」 の収穫を間近にして、暑さと水不足のために被害が出始めたとの事。 今日は、大正12年9月1日の “ 関東大震災 ” の発生した日、そして、全国的な防災訓練の日。これまでに体験した地震や自然災害…

“ ぶらり自然観察人 ”  北総の里山  夏から秋へ! ( パート2 )

《 里山風景 》「 池畔の森 」 「 アオサギ 」 は池の主 「 水 藻 」 「 クロメダカ 」 の行進 《 野生植物 》 〈 山野草 〉「 カノツメソウ(鹿の爪草) 」 の花 山地や丘陵の林の中に生える多年草です。根の形が鹿の爪を連想させることから、名付けられた…

“ ぶらり自然観察人 ”  北総の里山  夏から秋へ!

《 里山風景 》傷つけられた 「 コナラ 」 の木 国指定の史跡 “ 本佐倉城跡 ” に、樹液の出る 「 コナラ 」 の木が数本あり、甲虫や蝶が樹液を吸いにやってきます。私もその昆虫達の写真を撮るのが楽しみで、頻繁に訪れますが、数日前に 「 コナラ 」 の木が…

“ ぶらり自然観察人 ”  北総の里山  晩夏へ! ( パート6 )

残暑厳しいおり、水辺に行けば少しは涼しくなるだろうと考え、成田市にある “ 坂田ヶ池 ” の周りを散策しました。散策中に空が暗くなり、突然、雷様が暴れ出し、雨降りに‥‥。少しの晴れ間をぬいながらの、写真撮影になってしまいました。 水のある光景は、少…

“ ぶらり自然観察人 ”  北総の里山  晩夏へ! ( パート5 )

8月22日付け記事の再掲載です。日付だけを残して、記事は全て消えてしまっていました。ブログにご訪問頂いた方には、大変申し訳なく思っています。 現役の頃も時々このような事が起こり、顔面蒼白になったのを思い出しました。別のデータを削除したときに…

“ ぶらり自然観察人 ”  北総の里山  晩夏へ! ( パート4 )

残暑の季節に入りました。猛暑だった日々も一段落、日陰に入ると涼しい風が通り抜けます。お盆休みは今日で終わり、私達がこの町に越してから「田舎が出来た!」と喜び、1週間ほど前から来ていた孫娘も、普段の生活に戻るために、親のところに帰ります。 《…

“ ぶらり自然観察人 ”  北総の里山  晩夏へ! ( パート3 )

《 里山風景 》 稲の穂も出揃い、稔りの秋を迎えようとしています。台風などの被害に遭わず、豊作でありますように!。 《 野生植物 》 〈 樹 木 〉「 クサギ(臭木) 」 の花 山地などに生える落葉低木です。枝や葉を切ると強い臭気があるので、この名が付…

“ ぶらり自然観察人 ”  北総の里山  晩夏へ! ( パート2 )

“ オリンピック ” が閉会し、間もなく“ パラリンピック ” が始まります。まだ、暫らくは暑い(熱い)夏が続きそうです。お陰様?、で、私の里山散策は自然に滞りがちになります。 “ オリンピック ” を観戦していて気が付いたのですが、発展途上国が経済的に…

“ ぶらり自然観察人 ”  北総の里山  晩夏へ!

猛暑の夏、真っ最中!。熱中症にかかりそうな日が続いていますが、 “ オリンピック ” のメダルラッシュも手伝って、日本中が余計に熱くなっているようにみえます。電力不足を気にしながら、テレビを見る時間も、つい、長くなりがちです。 “ オリンピック ” …

“ ぶらり自然観察人 ”  北総の里山  真夏へ! ( パート3 )

《 里山風景 》森の中の 「 電波塔 」 携帯電話の電波中継塔でしょうか?、今では知らぬ間に、彼方此方にこのような塔が立っています。自然景観の破壊と取るか、科学文明の恩恵と取るか、難しい問題ですね。私自身も、此処にこんな物は無いほうが‥‥、と、考…

“ ぶらり自然観察人 ”  北総の里山  真夏へ! ( パート2 )

このところ猛暑続きで、たくさんの人が熱中症にかかり、病院に運ばれたり、死者までも出ていると連日報道されています。私はと云うと、里山の自然観察に行かなくては、と、思いながらも、気合を入れないと、炎天下の外出をする気が起こりません。それに、 “ …