船橋北部周辺の野鳥・昆虫「キジ」&「シロテンハナムグリ」

今日は雨降り模様、梅雨の前ぶれかもしれませんね。本日の自然散策は取り止めです。ボーッとしている訳にもいきませんから、一週間ほどまえの写真を引っぱり出し、記事を書くことにしました。

国鳥「キジ(雉)」
今の時期、身の周りには目ぼしい野鳥が少ないので、主に植物や昆虫の観察に切り替えて(と言ってもやり方が変わるわけではありませんが)、自然散策をしています。船橋北部周辺は「キジ」の多いところで、頻繁に雄の鳴き声が聞こえ、田畑や草叢で採餌しているところを見ます。
田圃の畦で黒っぽい鳥が草の間から顔を出し、周りを警戒していました。逆光のためシルエットに見えたのです。草の陰から草の陰へと駆けながら身を隠します。あまり気乗りがしなかったのですが、雌がいるかも知れないと思い直し、写真を撮り始めました。「キジ」は番(つがい)でいることが多いので‥。
雄はハデハデなので直ぐに分かるのですが、雌は地味な色で見つけ難いのです。足元の草叢から大きな羽音とともに飛び去るのを、ビックリ仰天、ただ呆然と見ていることが多く、よい写真が撮れません。
結局、このときは雄しか見られませんでしたので、少々ガッカリ‥‥。


ふと思い出したことは、先日、散歩中に野鳥を専門に撮影している人に出会いました。
立ち話のなかで「写真を始めて3年ほどだが、北海道から石垣島まで撮影ツアーに参加している。撮った野鳥は350種以上かなぁ」とのこと、数の多さにビックリ、少々羨ましい気分にも‥。
つづいて出た言葉に、またビックリ。「ところで、キジはどんな所にいますかねぇ、撮ったことが無いんですよ」と‥。350種も撮っていて?、にわかには信じられないのですがねぇ。



シロテンハナムグリ
上の記事と関係はないのですが、美しい甲虫をみつけました。「コガネムシ」の仲間で「シロテンハナムグリ」と云います。花にもぐって蜜をすうので、「ハナムグリ」と名づけられたようですが、「クヌギ」などの樹液も吸いにきます。日陰では艶のある緑色ですが、日当たりのよいところでは、写真のように緑がかった黄金色になります。白い小さな点々がお洒落ですね。体長20〜25cm、成虫の活動時期は春から夏。