“ ぶらり自然観察人 ” 北総の里山 中秋から晩秋へ! ( パート3 )
この辺りの里山も、ちらほらと色づき始め、落ち葉が舞う季節になりました。生き物たちは冬支度に入り、段々と数が少なくなり、里山散策も寂しくなってきました。これからは冬の渡り鳥の季節ですが、昨年の “ 東日本大震災 ” の後、めっきり少なくなった野鳥たち、今年はたくさん来てくれるでしょうか?。
《 里山風景 》
《 野生植物 》
〈 草 〉
「 カシワバハグマ(柏葉白熊)の花 」
山地の木陰に生える多年草です。 「ハグマ(白熊)」 は、仏具の “ 払子(ほっす) ” に使用する 「 ヤク 」 の毛の事だそうですが、花がそれに似ているので、この名が付いたようです。この辺りでは、特定の場所以外では見ることが出来ない希少植物です。
「 キツネノマゴ(狐の孫)の花 」
道端などに生える1年草です。極普通に見られる植物で、一般的には殆ど注目されていませんが、小さいが唇形をした花は拡大してみると、結構、味わいがあります。
「 フジバカマ(藤袴)の花 」
関東地方以西、九州までの川の土手などに生える多年草です。奈良時代に中国から観賞用として渡来し、野生化したと云われています。 “ 秋の七草 ” の一つで、最近では少なくなり、希少植物になってきました。
《 昆虫 と 植物 》
「 キチョウ & カタバミ(傍食)の花 」
「 モンシロチョウ & ツルボ(蔓穂)の花 」
「 キンケハラナガツチバチ & モリアザミ(森薊)の花 」
《 昆虫 他 》
「 ハラビロカマキリ 」
「 アカタテハ 」
「 ルリタテハ 」
「 ヤマトシジミ 」
※ オス
「 オオアオイトトンボ 」
「 アオクサカメムシ 」
「 ウリハムシ 」
《 両生類 》
「 ウシガエル? 」の未成熟体