“ ぶらり自然観察人 ”  北総の里山  夏から秋へ! ( パート3 )

今日から9月、猛暑は収まらず、東北地方では 「 リンゴ 」 の収穫を間近にして、暑さと水不足のために被害が出始めたとの事。
今日は、大正12年9月1日の “ 関東大震災 ” の発生した日、そして、全国的な防災訓練の日。これまでに体験した地震や自然災害の脅威、私達はどこまで教訓を活かせるのでしょうか?。
私も、何かをしなければ、と、考えるのですが、万能薬を知らないだけに、具体的な行動となると‥‥もうひとつ?。



里山風景 》

「 稲の刈取り 」
台風が来ないうちに、収穫を終わりますように‥‥!。



「 六面地蔵 」
石塔で六角形(または、八角形)の塔身に諸仏や種子(梵字)を彫ったものを “ 石幢(せきどう) ” と呼んでいます。平安時代末期に起こった “ 六地蔵 ” 信仰は、鎌倉時代に入ってから盛んになり、 “ 石幢 ” にも像が彫られるようになりました。
この写真のものは 「 六面地蔵 」 と書かれていましたが、正確には 「 六地蔵石幢 」 と呼ばれているものでしょう。刻銘によれば、“ 文化八辛未歳(1826年)二月吉日 ” とあり、江戸時代後期の建立であることが分かります。この町には、江戸時代の各種石造美術品がたくさんありますが、今までのところ、 「 六地蔵石幢 」 に出会ったのは、この1体だけです。



《 昆虫 》

ビニール紐に絡まった 「 カブトムシ 」 の雄
ケヤキ(欅) 」 の大木の根元で 、「 カブトムシ 」 の雄がビニール紐に絡まって、もがいていました。細く裂けた紐が何重にも角に巻きつき、外れなくなってしまったようです。立派な角と強い力が、反って災いしてしまいました。角の無い雌だったら、このような事にはならないでしょうに‥‥。
人間が作ったもので被害を受けるとは、自然の生物にとっては想定外、早速、救助を始めたのですが、予想以上にきつく、複雑に絡まっていましたので、仕方なくナイフを取り出し、ビニール紐の1本、1本を、丁寧に切り離しました。「 カブトムシ 」 の角に傷つけないよう、神経を使いましたねぇ。


救助が終わり、ホッとしたところで、記念撮影。撮影後は、虫の売人などに見付からないよう、別の木の陰に放してやりました。チョット良い事をした気分に!。



「 コナラ(子楢) 」 の樹液を吸いにやって来た コクワガタ 」 の雌



「 コナラ(子楢) 」 の樹液を吸う サトキマダラヒカゲ
樹液がたくさんあり過ぎるのも、吸い難いようです。



千切れた翅が痛々しい 「 ミドリヒョウモン 」
このような姿になっても、なお、生きようとしています。



飛び疲れて一休み 「 オニヤンマ 」 の雄



真っ赤になった 「 ナツアカネ 」 の雄



美しい翅模様の蛾 「 キマダラコヤガ 」



カメムシ 」 の仲間の中で一番細長い 「 クモヘリカメムシ



何んと云う名の虫? 「 ? 」



蝿の仲間らしいが? 「 ? 」



《 農作物 》

「 オクラ 」 の花
アフリカ東部原産の多年草ですが、日本では1年性の野菜として栽培されています。花は美しので観賞用にもされますが、一日で萎んでしまいます。若い果実を食用にしています。



「 ゴマ(胡麻) 」 の花
エジプト、または、インド原産と考えられている1年草です。古い時代から、種子から油を採るために、広く栽培されてきました。種子には、 「 クロゴマ 」 ・ 「 シロゴマ 」 ・黄色い実の 「 キンゴマ 」 があります。