“ ぶらり自然観察人 ” 北総の里山 初夏から真夏へ! ( パート7 )
《 野生植物 》
「 ヤマユリ(山百合) 」 の花
山地や丘陵などの傾斜地に生える多年草です。云わずとも知れた日本の固有種ですが、乱開発と盗掘などにより、絶滅が心配されています。この辺りでも、殆ど見ることができなくなりました。
民家の傍で見事な花を咲かせていましたが、多分その家の住人により、手厚く保護されているのでしょう。
「 ツユクサ(露草) 」 の花
道端や畑などに生える、普通に見られる1年草です。別名 「 ボウシバナ(帽子花) 」 とも呼ばれています。花弁3枚のうち、2枚は青く、1枚は白くて小さい。生命力が強く、農家泣かせの雑草と云われている植物ですが、花は美しい。
「 ミソハギ(禊萩) 」 の花
山野の湿地にに生える多年草です。雄しべ、雌しべの長さが違う3種があるそうですが、比べてみたことはありません。庭などに観賞用として植えられているのを、よく見ます。
《 昆 虫 》
〈 蜻蛉 〉
「 オニヤンマ 」
「 オニヤンマ科 」 の仲間だけでなく、日本の 「 トンボ 」 の中では最大級です。雌の方が少し大きく、体長は12cmほど、飛んでいる姿は、正に王者の風格を持っています。
※ オス
「 オオシオカラトンボ 」
「 トンボ科 」 の仲間では最大級です。この個体は、これまでに見た中では、一番大きいかも知れません。
※ オス
水色の美しい 〈 蛾 〉
少し恐そうな 〈 蛾 〉
少し恐そうな 〈 虻 〉
「 チャイロオオイシアブ 」 vs 「 チャバネゴキブリ 」
「 マガリケムシヒキ 」
※ オス
《 園芸植物 》
「 カンナ 」
怪獣?を見た後の、気分直しにどうぞ!。
アジア・アフリカ・アメリカの熱帯地方原産の多年草です。 これらを交雑させて観賞用に作られました。「 カンナ属 」 には根茎を食用にするものもあり、区別するために、観賞用園芸品種は別名「ハナカンナ」とも呼ばれています。