“ ぶらり自然観察人 ”  北総の里山  初夏から真夏へ!  ( パート5 )

里山風景 》

京成線 「 宗吾参道駅 」 のトンネル
駅に接して造られた古いトンネル、何となく面白い風景。



路傍の 「 六地蔵
古い時代から信仰されてきた、6体セットの地蔵菩薩、造立は江戸時代か?。



「 双体道祖神 」 6体目
酒々井町の9体ある「 双体道祖神 」 のうち6体目。形式は同じでも、それぞれ、お顔の表情が違います。



《 野生植物 》

ニワナナカマド(庭七竃) 」 の花
中国北部地方原産の落葉低木です。「ナナカマド」に良く似ていますが、樹高は低く、純白の花穂は長く伸びて美しい。庭や公園に植えられていることが多い。



ナワシロイチゴ(苗代苺) 」 の実
山野の日当たりの良い土手などに生える落葉低木です。「キイチゴ」の仲間で、蔓状に長く伸びた茎には棘があり、5月頃に紅紫色の花を着けます。果実は熟すると赤くなり、そのままでも食べられますが、果実酒にも利用されています。試食をしてみましたが、けっこう美味しかったので、棘で痛い思いをしながら、枝葉共に切り取って土産に持って帰りました。



ノカンゾウ(野萓草) 」 の花
小川沿いや田の畦に生える、「ユリ科」の多年草です。花は朝に開き、夕方には萎みますが、次々に花を咲かせます。新芽は山菜として利用できますが、お浸しなどにして美味しく食べられます。
薬用としては、根は浮腫みに、若葉と蕾は解熱・不眠・黄疸などに薬効があります。



ヤブカンゾウ(藪萓草) 」 の花
野原や林縁などに生える、「ユリ科」の多年草です。古い時代に中国から渡来したと云われています。 別名 「オニカンゾウ」 とも称し、「 ノカンゾウ 」 と同じ仲間ですが、こちらは八重咲きで、葉は太めです。山菜や薬草としても同じように利用されています。



《 園芸植物 》

「 リンゴ(林檎) 」 の実
民家の庭に、盆栽として栽培されていました。もう赤くなり始め、美味しそうに見えました。



「 キキョウ(桔梗) 」 の花
山地の草原などに生える多年草です。 “ 秋の七草 ” の一つで、万葉の時代から「アサガオ(朝貌)」 と称され、日本人に愛されてきました。古い時代から観賞用として栽培され、今では園芸品種も多数あります。
薬用としては、根は咳・扁桃炎・蓄膿症などに薬効があります。



グラジオラス 」 の花
アフリカ原産の球根植物です。色々な原種の交雑園芸種で、今では多種多様の品種が作り出されています。



《 魚 》

クロメダカ
農道を散策中に田の誘水路で、 「 メダカ 」 を捕っている人に出会いました。話を聞くと、日本の在来種 「 クロメダカ 」 だとのこと、バケツの中を覗くと、大小たくさん泳いでいるではありませんか、私が 「 今、日本中で絶滅を心配されているはずですが? 」 と聞くと、 「 いや、そんなことは無い、此処にはいくらでもいますよ。この辺りの田圃の水は、印旛沼から引いていますから、メダカも一緒に流れてくるのです 」 とのこと、知りませんでしたね!。驚きましたね!。
その方の自宅まで案内して頂き、バケツの水を綺麗にしてから、写真撮影をさせてもらいました。



《 昆 虫 》

〈 蜻蛉 〉

ショウジョウトンボ


〈 蛾 〉

「 シロツバメエダシャク 」



〈 虻 〉


「 ハラキンミズアブ 」



「 コガタノミズアブ 」



〈 甲虫 〉

「 ヒメアカテントウ 」



「 ジュウサンホシテントウ 」



チャバネゴキブリ



〈 蜂 〉

「 クロムネハバチ 」



「 ? 」