“ ぶらり自然観察人 ” 北総の里山 初夏から真夏へ! (パート2)
“ 酒々井ふるさとガイドの会 ” 主催の「本佐倉城跡」見学会に参加した時、東山物見台から「筑波山」を見ることができる(当日は雲がかかっていて見られなかった)、と、聞いていました。その後、天気の良い日に数度訪れたのですが、やはり、雲がかかっていて見ることができなかったのです。今回は周りに雲が多く発生していましたので、まず、無理だろうと思いながら、自然散策途中で立ち寄ってみました。
《 里山風景 》
「筑波山」 遠望
東山物見台から「筑波山」方向を眺めると、やはり、雲がかかっていて姿が見えず、取り合えず1枚だけ写真を撮って引き上げました。帰宅してから映像を見てみると、何んと、山の姿が写っているではありませんか。左に男体山、右に女体山、紛れも無く「筑波山」でした。それにしても、自分の目よりもカメラのレンズの方が優れているんだなぁ!、ずいぶん遠いんだなぁ!、と、頻りに感心しながら、数年前の春・夏・秋に3度、たて続けに家族と共にハイキングに行ったことを思い出しているところです。
20万年前の「上岩橋貝層」
散策途中、道路沿いの切り立った崖に、白い貝殻のようなものが露出していました。面白く感じたので、写真を数枚撮りましたが、少し進むと説明板が立っており、 “ 千葉県指定 天然記念物 上岩橋貝層 ” と書かれていました。説明文を読んでみると貴重な地層らしく、戻ってもう一度、観察し直した次第です。
《 園芸植物 》
「ブラシノキ」の花
オーストラリア原産の常緑小高木です。ビン洗い用のブラシのようです。
「テッセン?」の花
「カザグルマ?」か「クレマチス?」、または、「テッセン?」か、の植物です。この花は「テッセン」だと思いますが、花弁のような萼片が5枚です。図鑑などには6枚と記されていますが、数だけで単純に区別が出来ないのが、この仲間なのです。
「アマリリス」の花
南アフリカ原産の野生種を交雑させて造り出された、球根草花だそうで、園芸品種は多数あります。
《 野生植物 》
「?」の若い果実
面白い菱形の実を着けていましたが、今のところ樹種が分かりません。
《 小動物 》
「ニホンカナヘビ」
「ニホンアカガエル」の未成熟体
「ニホンアマガエル」の未成熟体
「ヒダリマキマイマイ」
「カタツムリ」の仲間は右巻きですが、この種は珍しく左巻きなのです。
《 甲 虫 》
「ウリハムシ」
「シロヘリカメムシ」
「ヒメホシカメムシ」