“ ぶらり自然観察人 ”  漸く里山にも春が?! (パート2)

昨年の今頃にブログを始めた事を思い出しました。何かの行事だったら一周年記念と云うことになりますか?。操作が上手くゆかずに苦労していたようですが、今となれば嘘のようにも思えます。
漸く春らしくなってきましたが、草花や虫達は、まだ、まだ、のようです。その分、私のブログも貧弱になりがちですが、ここが我慢のしどころでしょうね。


「コブシの花芽」
昨年の今頃は花が咲き始めていましたが、今年は、殆ど蕾は膨らんでいません。気候不順の影響でしょうか?、開花まで、あと半月から1ヵ月はかかりそうですね。


「マルバスミレの花」
農道沿いの林縁で一輪が咲き始めていました。日本全土には「スミレ」の仲間は多いのですが、種類・数量ともに少なくなってきました。今では船橋北部周辺でも見つけるのに、苦労をしなければならなくなってきました。



ヒメオドリコソウの花」
明治時代にヨーロッパから渡来した帰化植物ですが、「セイヨウタンポポ」同様に繁殖力が旺盛で、今や日本全土に群生するようになりました。花は、まあ、まあ、可愛いのですが。


参考写真:こちらは在来種の「オドリコソウ」です。昨年の4月下旬に撮影しました。自生種は激減しており、今では船橋北部周辺の自生地は、ここ1箇所になってしまったようです。絶滅の恐れがあるので、昨年の春、一部を[ふなばしアンデルセン公園 野草園]へ地域の有志の手により移植しました。



「?の残り実」
昨年の秋にも撮影した蔓性植物の実ですが、今もって名が分かりません。多分、葉や花が付けば判明すると思いますが、鳥や昆虫にも食べられていないところをみると、有毒植物かもしれませんね。



ミシシッピーアカミミガメ」
この亀は別名「ミドリガメ」と云われている帰化生物です。子供は色が美しく、可愛いので人に飼われますが、大きくなると手に負えなくなるのか、河川や池沼に放されます。繁殖力が強いので日本の在来種は駆逐され、絶滅を心配されるまで激減してしまいました。主に自然の生態系を壊しているのは、人の営みでしょうね。



「モンシロチョウ」



「キタテハ」



オオバン



「キノコ 2種」