“ ぶらり自然観察人 ”  昨年の今頃(東日本大震災の日) 里山は?

このところ天候不順で自然観察はあがったり、ブログの思案をしているうちに、昨年の「東日本大震災」の日から一年が経ってしまいました。大震災の被害と影響・処理方法などについては、連日のようにテレビ・ラジオ・新聞などで報道され、徐々に具体性を現し始めました。被害を受けられた方々には、おかけする言葉も見つかりません。
特に原発事故は、これまで私達に知らされてきた以上に深刻なようです。数日前、某テレビ局の報道番組を見ていましたら、野鳥が少なくなった原因は放射能の影響があるのでは?、と、専門家の調査データを基にした解説がありました。
また、先日、バードリサーチの機関紙を拝見しておりましたら、チェルノブイリ原発の前例を挙げ、「原発事故の鳥への影響」と云うテーマで、学者の研究結果について解説がありました。それによると、やはり放射能被爆は鳥に大きな被害をもたらしているようです。福島原発の影響がどの程度なのかは、長期間の調査をしなければ分からないそうですが、自然観察を楽しみにしている者にとっては、人体への影響も含めて、心配事が増えたようです。
そして、昨年の今頃は如何だったか気になりましたので、データを引っ張り出して調べてみました。気候は晴れの日が続き温かく、植物は花を咲かせ始め、渡り鳥は種類・数ともに多く、北へ旅立つための準備をしていました。写真は全て昨年の3月上旬から中旬にかけて撮影したものです。
それに引き換え、今年は天候不順のせいか植物の開花は遅れ、渡り鳥の姿は少なく、寂しい年になりました。テレビには「東日本大震災一周年追悼式」の模様が映し出されていました。


マンサクの花



コブシの花



ハナノキの花(ふなばしアンデルセン公園



カタクリの花(ふなばしアンデルセン公園 野草園)



ミスミソウの花(ふなばしアンデルセン公園 野草園)



ニホンイタチ



アオサギ



オナガ



キジ
※ オ ス



シメ
※ オ ス



セグロセキレイ



ノスリ



マヒワ


※ オ ス


※ メ ス



モ ズ
※ メ ス