“ ぶらり自然観察人 ”  沖縄旅行の4日目 ( パート2 )  [ 森のガラス館・万座毛・沖縄最後の夜 ]

沖縄最北端、国頭半島の景勝地を見学後、名護市に戻り、沖縄料理の店 “ ゴーヤーハウス ” で昼食。一休みしてから午後の見学地に向かいました。天気は相変わらず雨模様、衣類は濡れて肌まで染みとおってしまいましたが、暖かいので気になりません。


[ 森のガラス館 ]
名護市内にある “ 琉球ガラス ” の製造工場と製品販売店です。食器類は分厚く透明度が低いので、重量感があり素朴さを感じます。それが手作りの味を引き立てていて、素晴らしい工芸品ともなっています。今はカラフルな製品が多くなりましたが、私は昔ながらの無色でヒビ模様の入ったコップなど、アイスラック製法で作られたものが好きですね。


沖縄のガラス製造の歴史は明治の中期から始まり、(ランプのホヤ)(薬瓶)(菓子瓶)などの生活用品を昭和の初期まで作られていました。本格的な琉球ガラス製造は、戦後からでコーラ・ビール瓶などの空瓶を利用して、色付ガラス器を作り始めました。材料が豊富になった現在では、着色にも様々な技法を取り入れ、その独特な造形美と相まって暮らしの中にとけこむ、光る芸術品として広く認められるようになりました。(森のガラス館のホームページより)


ガラス工芸品の製作工房







ガラス館のシャンデリア風照明器具



[ 万座毛 ( まんざもう ) ]
せっかくの景勝地も、雨と強風のため、じっくりと見ることが出来ず、真に残念でした。珍しい植物もたくさんあったのですが‥‥。


沖縄本島のほぼ中央に位置し、隆起サンゴの断崖から臨む東シナ海は、海中のロケーションと共に海の色合いを変化させ、とても綺麗で雄大な景色が広がります。万座毛とは18世紀初頭の琉球王尚敬(しょう・けい)がこの地を訪れたときに「万人を座するに足る毛」と称讃したのがその由来。「毛」とは沖縄のことばで「原っぱ」のことをいいます。隆起サンゴの台地の上には、天然の芝が広がり、その周りの植物群落は、県の天然記念物に指定されています。(沖縄情報うちなーぐちフェスタのホームページより)


断崖絶壁


夫婦岩


“ モクマオウ ” の木



[ 沖縄最後の夜 恩納村のホテル ]
今晩も恩納村のホテルに宿泊ですが、昨晩とは別、谷茶(たんちゃ)海岸にあります。ホテルから直接、海水浴のできる砂浜に出られるようになっていて、夏場は、さぞ、賑わうことでしょう。ただ、東日本大震災のとき、怖い思いをした私としては、津波が来たら何処へ逃げようか、と、考えてしまいましたねぇ。


沖縄民謡の踊り
夕食後、ホテルのホール、イベント会場において沖縄民謡の踊りが披露されました。ラストは観光客も共に踊ることに‥‥。



夜の海岸
イルミネーション


波打ち際


海辺のライブハウス「島唄
夕食のとき、食堂の窓から洒落た建物が海辺に見え、壁に掛けられた看板に 「 島唄 」 と書かれていました。背に 「 島唄 」 と云う文字の入ったユニホーム?を着た若い女性が通りかかったので、話しかけてみると、『「 島唄 」 で店を開いているのですが、食堂が忙しいので手伝いに来ています。 「 おでん 」 などの料理を用意してあるので、良かったら後で来てください』とのこと。大変感じの良い女性だったので、“ 沖縄民謡の踊り ” を見た後で訪ねてみました。歌姫さんの素晴らしい沖縄の唄、美味しい泡盛と料理。ラストは歌姫さんの巧みな蛇味線で、ほろ酔い加減も手伝って、皆で沖縄の踊りを始めたのですが、そのうち、阿波踊りになり、若かりし頃に踊ったツイストになり、と、区別がつかなくなったようでした。そして記念撮影。 「 島唄 」 の皆さん、沖縄最後の楽しい夜をありがとう!。

沖縄を唄う歌姫さん


赤ちゃんも楽しく!