船橋北部周辺の蜻蛉 (トンボ) 「ハラビロトンボ」

今週は雨の日が続き毎日モヤモヤとした気分でしたが、昨日は数日ぶりの晴天になったので、足の神経痛の心配をしながらも、元気よく(?)いつもの散策コースへ出かけました。
先日写真を撮影した場所(田圃)に行ってみると、自然の変化は早いもので「イトトンボ」の姿は見えず、大きくなった「オタマジャクシ」が悠々と泳いでいました。
しばらく飛び交う「ハナバエ」を眺めていましたが、諦めて立ち去ろうとしたとき、青く美しい色の「トンボ」が目に入りました。「シオカラトンボ」より小型の「ハラビロトンボ」で、腹部の幅が広く、ズングリとした印象を受けます。このあたりでは、春から夏にかけて2ヶ月間ほど見られますが、個体数が少ないうえに生息場所が限られていているので、よほど注意をしていないと気がつきません。
長い草の葉に止まる習性があり、チャンスを待って数枚撮影しました。この日は違う場所で雌の写真も撮れ、ラッキーでした。
追記:後日このトンボのことを調べていましたら、国の絶滅危惧種に指定されていました。まだこの辺りに生息しているとは驚きです。
※オス


※メス


※オスの未成熟体