“ ぶらり自然観察人 ”  漸く里山に春が来た!

ブログにご訪問いただいている皆様へ!
いつも、私のブログにご訪問いただき、ありがとうございます。家族の都合により転居する事になりました。4月1日から2週間ほど記事をお休みさせていただきます。新居での準備が整いましたら、また、お目にかかりたいと存じます。ブログを再開しましたら、よろしくお願いいたします。


里山の植物・野鳥>

オウバイの花」
中国原産の落葉低木です。枝は垂れ下がり、地面に付くと根を出して株が増えます。早春に葉より先に花を着けるので、原産地の中国では「迎春花」と云われています。



「オオカンザクラの花」
カンヒザクラ」と他の種類(名は分かっていない)との交配品種です。花は大きく梅に似ていますが、樹皮は桜の仲間を示しており、間違えないですみます。林の中にありましたので、自然に生えてきたのでしょうか?。



「カンザクラの花」
カンヒザクラ」と「カンザキオオシマ(?)」との交配品種です。これも園芸品種として改良されたものだそうです。やっと花を着け始めました。



サンシュユの花」
中国・朝鮮が原産地の落葉小高木です。葉が出る前に花を着けます。江戸時代中頃に薬用植物として輸入されましたが、今では観賞用としても植えられています。果実は漢方薬や薬用酒に利用します。



ユキヤナギの花」
雪をかぶったように花が着くので、この名が付きました。別名「コゴメバナ」とも称します。自生種は川岸の岩場などに生える落葉低木ですが、庭や公園などにも園芸用として植えられています。



「クコの新芽」
日当たりの良い藪や土手などに生える落葉低木です。この辺り(船橋北部周辺)には極めて少ないようですね。畑の土手に生えていましたが、棘の周りに規則正しく新芽が着いていて、面白く思ったので撮影してみました。 根・葉・果実が薬用に利用されていますが、果実はそのままでも食べられます。


参考写真:「クコ」の花と実
この写真は昨年の晩秋に、別の場所で撮影したものです。花や果実が着く木になるには、だいぶん年数がかかるようです。実を試食してみましたが、少し胃腸薬のような苦味を含んだ甘い味がしました。



「スミレの花」
単に「菫」と称するのは、この種だけです。「スミレ」の仲間は多いのですが、その他は「〇〇スミレ」とか、「〇〇サイシン」とか、名付けられています。葉や花が「ノジスミレ」と良く似ており、特定するのに迷いますね。
日当たりの良い草原や道端に生える多年草ですが、この辺り(船橋北部周辺)の里山では、今は殆ど見られなくなってしまいました。寂しい限りですがね‥‥。



「マルバスミレの花」
葉が丸いので「丸葉菫」と名付けられました。日当たりの良い丘陵や山地の斜面などに生える多年草ですが、他の「スミレ」同様に、この種も殆ど見られなくなってしまいました。



ホトケノザの花」
別名「三階草」とも称し、畑や道端で普通に見られる2年草です。葉や花が段々に着くので、この名が付きました。繁殖力が旺盛で群生し、農家泣かせの雑草と云われている、植物の一つに入るでしょうかね?。 花は愛らしく美しいのですが‥‥。“ 春の七草 ” に同名の種類がありますが、こちらは「コオニタビラコ」と称する別種で、食べられますけどね。



「フチベニベンケイの花」
南アフリカ原産の常緑性多肉低木です。一般には「金のなる木」と云われています。鉢植えにして、葉に5円玉を付けて楽しんでいる人が多いようですね。民家の玄関で、面白い花を咲かせていました。失礼とは思いましたが、つい、撮影してしまいました。



ヤブカンゾウの新芽」
道端や土手・林縁などに生える多年草です。毎年、早春に我が家の食卓を飾る山菜の一つです。新芽は山菜特有の灰汁はなく美味しいので、 “ お浸し ” や “ 味噌和え ” または、 “ てんぷら ” などの料理を楽しんでいます。
採取方法は、下の写真ぐらいの大きさの新芽を、根元からナイフで切り取ります。摘んだ後には、直ぐに2番芽が出てきますので、絶滅の心配はありませんね。自然保護のため、2番芽は摘まないようにしましょう。


参考写真:ヤブカンゾウの花
夏に八重咲きの見事な花を咲かせます。仲間の「ノカンゾウ」も食べられますが、一重咲きです。



カワラヒワ



「シジュウガラ」