“ ぶらり自然観察人 ”  「 ゴイサギ 」 の親子

今年も後1日半で終わりになります。私なりに新年を迎える準備があるので、と、云っても大したことをやる訳ではありませんが、自然観察も今年は終わりです。しかし、何となく一年の終りには中途半端なような気がしますので、昨年末から今年の初めにかけて撮影した「ゴイサギ」を、お蔵から引っ張り出してきました。
人間の社会は「サギ(詐欺師)」による “ 振れこめ詐欺 ” が後を絶ちません。私にも時々得体の知れない電話がかかってきますが、出せるものが無いので心配しておりません。自然界の「サギ(鷺)」は詐欺を働かず、いたって善良ですので、いつも、お相手をしてもらっています。
私の “ かけだしもん♪ブログ屋 ” に訪問頂いている皆様、色々とコメントやアドバイスをありがとうございました。お陰様で、この社会も少々分かり始めてきました。新年が明けましたら、また、お目見えさせて頂きますので、よろしくお願いします。お互いに「詐欺」や「事故」などに気をつけて、また、お目にかかりましょう!。


ゴイサギ」の成鳥
木に止まっている時は、一見「アオサギ」に似ていますが、羽を広げたときの大きさは、半分ほどしかありません。首や足も短く、ずんぐり体をしています。羽の色は綺麗ですね。日中は、殆ど木葉の繁った枝に止まり、昼寝をしていますが、日が沈む頃から活発に採餌活動をします。




ゴイサギ」の幼鳥(1)
子供の頃は成鳥とは似つかない色をしていますが、親に似て油断の無い鋭い目をしています。まだ、飛ぶことが苦手らしく、小川の土手の安全な場所で過ごしていました。「小魚」や「ザリガニ」など、採餌しやすい場所に生息するとは、なかなか、頭が良いですねぇ。
日中は一本足で寝ていますが、目をうっすらと開けて警戒をしていました。


やはり、日没後に目覚め、ストレッチ体操?を始めました。頭や顎を掻くのも準備体操の内でしょう?。




数日後にほぼ同じ場所で出会いました。多分、上の写真と同じ個体でしょうね。この時は日中の内から採餌活動をしていました。




ゴイサギ」の幼鳥(2)
上と同じ小川の、別の場所で撮影しました。羽は親鳥と同色なっていますが、まだ、体は小さいので幼鳥です。頭の後ろにはえている白い羽が、髪飾りのようです。日中に水面をじっと見つめ、暫らくは全く動こうとしませんでした。獲物を待っていたのでしょうね?。


2ヵ月後に、ほぼ同じ場所で撮影しました。上と同じ個体でしょうが、少し大きくなり羽も立派になっていました。