“ ぶらり自然観察人 ”   「ダイサギ」と「アオサギ」の飛翔くらべ

船橋北部の田園地帯では、「ダイサギ」と「アオサギ」は一年中見られる大型の野鳥です。大変警戒心が強く、そのうえ、鳥類は視力や音・振動を察知する能力が優れているので、開けた場所では近づこうとしたり、カメラのシャッターを切ると、直ぐに逃げてしまいます。近づくためには鳥より先に、こちらが発見しなければなりません。
そこで、私がとっている作戦は、小川や田圃など、いつも「ダイサギ」や「アオサギ」が採餌している場所を前もって観察しておき、相手の姿が見えないうちから草などに隠れ、音をさせないよう、忍者よろしく忍び寄ります。運よく草の間から姿がみえたら、カメラを構え、サッと立ち上り撮影します。それでも、構図とピント合わせに手間取っているうちに、見つかって逃げられてしまいますが、何しろ羽を広げると2m近くもある大型の鳥ですからねぇ、逃げる動作が小型の鳥より遅いので、何とか撮影チャンスが生まれます。何時もこんな涙ぐましい努力をしている訳ではないのですがねぇ‥‥。


ダイサギの飛翔」



アオサギの飛翔」