“ ぶらり自然観察人 ”  船橋北部 〓晩秋の里〓 (パート2)

師走に入り、今年もあと1ヶ月足らずになりましたが、自然は今もなお、晩秋の “ なごり ” を留めています。木の実・草の実の観察は先月で終りにしようと思っていたのですが、まだ、気になるものが見つかるので、今回も少々取り上げました。冬鳥が本格的に飛来するのは、もう少し先のようですねぇ。
石の地蔵さんは、 “ 自然観察 ” の範疇ではないのですが、近くのお寺の境内に祀られており、歴史と文化財は若い頃から興味の対象で、以前から何度も足を運んでいます。江戸時代中期から末期頃の製作と思われる、技巧の優れた尊像もあり、暮れに来て宗教心が沸いてきたようで、お参りをしてきました。この辺りは縄文・弥生時代の遺跡が多く、古くから人が暮らしていたことが証明されているのです。


「チガヤの紅葉」



「稲の2番穂と水の反射光」



「モミジの紅葉」



「石の地蔵さん(六地蔵の内3像)」
お寺の境内入り口付近に、6体の立像が並んでいましたが、下記の2尊像よりも時代が新しいと思います。6体のうち奥の3体は痛んでおり、できるだけ撮影しないように配慮しました。古い時代から “ 六地蔵 ” と云う形式がありますが、たぶん、それに因んだものだと考えています。



「石の地蔵さん(1)」
お顔がいいですねぇ。特に数珠などの細かい彫刻技巧がすばらしいです。持ち物は杓杖ではありませんが。



「石の地蔵さん?(2)」
台座の蓮弁(ハスの花びら)などは彫刻技術が巧みなのですが、尊像全体からは技巧を感じさせない気品が漂っています。ひょっとしたら、この尊像は地蔵菩薩ではないかも知れません‥‥モデルは誰か?、少女!?。



マンリョウの実」



「センリョウの実」



ヤブコウジ(別名:ジュウリョウ)の実」



「マルバシャリンバイの実」



「カボス?の実」



コガモ
※オス


※メス


※飛翔するツガイ



「シマハナアブ



「ツマグロキンバエ?」