“ ぶらり自然観察人 ”  南房総へ!

写真同好会の定例撮影会に参加しました。今回はマイクロバスを利用して、房総半島の南、君津市の山中にある “ 亀山湖 ” の紅葉(黄葉)と、御宿町の “ コウテイダリア ” が美しいと云う事で実施されたのです。
早朝の出発時は曇り空でしたが、途中で雨降りになってしまいました。天気予報のお姉さんの予報では、朝のうちに回復するとの事で、期待していたのですが‥‥。
亀山湖 ” では傘をさしながらの撮影になり、意欲消沈、せっかくの紅葉狩もそこそこに、退散することになってしまいました。
次の目的地へ向かう途中、山間の古い農家を利用した蕎麦処で昼食、熱燗と美味しい手打ち蕎麦に、皆、元気を取り戻したようでした。
御宿海岸の “ 月の砂漠 ” に到着したころは天候も回復し始め、太陽も顔を出して来たので、少しは撮影会らしい雰囲気になってきました。
帰りの車中で、 「前回の “ 昭和記念公園 ” 行きと、2回連続して雨を持って来た人がいるのでは?‥‥」 と云う、冗談話が出ましたが、どうも、私のことらしい‥‥?、考え過ぎ‥‥?。


《 雨にけむる “ 亀山湖 ” 風景 》

霞たなびく “ 亀山湖



湖畔に下りる階段



稲荷神社付近の紅葉(黄葉)






《 雨あがりの御宿海岸風景 》

童謡 “ 月の砂漠 ” の王子様・お姫様

月の沙漠(砂漠) 歌詞の解説と試聴 - 世界の民謡・童謡 www.worldfolksong.comより 由紀さおり安田祥子他の歌が聞ける )
日本の童謡・唱歌
『 月の沙漠(砂漠)』 は、作詞・加藤まさを、作曲・佐々木すぐるによる日本の童謡・歌曲。
歌詞は、大正から昭和初期に叙情的な挿絵画家として人気を博した加藤まさをが、講談社発行の雑誌 『少女倶楽部』 1923年(大正12年)3月号に発表したもの。
当初は児童の音楽教材だったが、1927年にラジオ放送され、1932年に柳井はるみの歌唱で録音・レコード化され、童謡として広まった。
なぜ砂漠ではなく沙漠なのか?
曲のタイトルは、 「 砂漠 」 ではなく 「 沙漠 」 となっているが、これは曲の歌詞が千葉県の御宿海岸をモチーフとしており、水分を含んだ海岸の砂のニュアンスを表現するものだそうだ。
御宿海岸には、 『 月の沙漠 』 に登場する2頭のラクダに乗った王子と姫をあしらった像が建てられている。また、海岸より道一本を隔てた 「 月の沙漠記念館 」 では、加藤の作品や生前愛用した楽器などが展示されている。


ジャズでも演奏されている “ 月の砂漠 ”  (「 クレオパトラの夢 」 ケニー・ドリュー・トリオ)




晩秋の御宿海岸
この寒いのに、サーフィンを楽しむ若者が多数、家族連れで凧揚げや散策する人の姿も、ちらほらと、 「 トビ 」 も獲物を求めて‥‥。
この海岸は、夏は海水浴客で大いに賑わいます。






海辺の植物
暖地の海辺の植物は独特だ。常緑の似た葉が多く、名前が分かり難い。見慣れていないことが一番の原因かもしれないが?。

“ ツルソバ(蔓蕎麦) ” の花
暖地海岸の林縁に生える多年草です。茎は蔓状に長く伸びて地面を這い、先端に 「 ソバ(蕎麦) 」 に良く似た花と実を着けます。資料には伊豆諸島から沖縄まで分布する、と、記されていますが、南房総も温暖な土地柄なので、多く見ることが出来ます。



“ ? ” の花



“ センダン(栴檀) ” の実
暖地の海岸近くの林に自生している、高木の落葉樹です。資料に依れば伊豆半島以西から沖縄・小笠原まで分布する、と、説明がありますが、南房総の彼方此方にも多く生え、公園や街路樹にも使用されています。実は、冬には 「 ヒヨドリ 」 などの食料になります。



“ ? ” の実(1)



“ ? ” の実(2)



コウテイダリア ” & “ コウテイヒマワリ ”
御宿海岸の民家に挟まれた土地に、たくさん栽培されていました。これらの植物は、今では彼方此方で見られるようになりましたが、20年ほど前に発行された図鑑には掲載されていませんので、最近輸入されたものでしょうか?。